漢字で書くと「膣の取説」。
まじめな女性器セルフケアの本です。
「ちつケア」はヨーロッパ、アメリカ、インドでは常識らしいのですが、なにもしないでいると、たるむ・乾く・硬くなる・ひからびる・萎縮する・落ちてくるだけではなく、冷え症・におい・黒ずみ・生理痛・PMS(生理前症候群)・頭痛・肩こり・腰痛・尿もれ・便秘・性交痛・不感症・骨盤臓器下垂、難産などの原因ともなっていることがあるとか。
この本の著者・原田純さんが、知り合いの助産師さんに「あなたの膣は干からびている」と指摘されたことがきっかけで、自ら実験台になり実践したところ、長年の便秘は解消、子宮下垂も止まったことで、出版されたそうです。
女性器の衰えが体の衰えに直結しているんですね。
若くても更年期でも閉経していても高齢でも関係なく、パートナーがいるいないも関係なく、女性なら「ちつケア」は、しなければならないことのようです。